介護現場ならではの悩みや報道されるニュースなどから、「介護職には変な人が多い」と思っている人も少なくないようです。 

本記事では、介護職に変な人が多いと思われる原因を詳しく解説し、常識がないスタッフの特徴や人間関係で困ったときの対処法を紹介します。 

変な人の特徴を事前に知っていることで、いざというときの対応に役立ちます。また、安心できる転職先の探し方も併せて紹介しているので、今の現場で人間関係に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 

なぜ「介護職には変な人が多い」と言われる？ 

介護職に変な人が多いと思われる原因は、主に次の4つです。以下で、それぞれ詳しく見ていきましょう。 

人間関係で悩む人が多いから 

介護現場は世代が幅広く、立場の異なる人たちが多く働いています。そのため、価値観や考え方がそれぞれ違い、口論になったりトラブルが起きたりと人間関係で悩むことも多いようです。 

また、スタッフ同士だけでなく、利用者やその家族との関係がうまくいかないなど、悩んだ末に辞めてしまうことから、「介護職には変な人が多い」というイメージが定着していると考えられます。 

多忙でスタッフに余裕がないから 

人手不足でスタッフに余裕がないことから、疲労やストレスが溜まってしまい、同僚や部下にきつく当たってしまうケースもあります。介護職は人手不足である現場が多く、スタッフ1人にかかる負担も大きくなりがちです。 

休息や休憩を十分にとれないと常に神経が張り詰め、些細なことで感情が爆発してしまうこともあるでしょう。 

基礎が十分に教育されていないから 

新人の教育が不十分なまま働かせると、利用者やその家族から「常識がない」と指摘されたり、「変な人がいる」と思われたりすることもあります。これは、人手不足により新人の教育に十分な時間がとれなかったり、手が回らなかったりすることが原因です。 

基礎がしっかりと身についていないため、業務にも支障が出やすくなるでしょう。 

ネガティブなニュースを目にすることが多いから 

近年、メディアで報道されるネガティブなニュースが原因で、「変な人が多い」というイメージがもたれていることも少なくありません。 

介護現場のスタッフによる利用者への虐待が度々報道され、問題視される機会が増えています。一部の人間による問題行動によって、介護職全体に悪い印象を抱く方がいるのも事実です。 

介護現場にいる常識がないスタッフの特徴 

介護現場で「常識がない」「変な人」と思われるスタッフには、どのような特徴があるのでしょうか。以下で解説する4つの行動や態度をとる人には要注意です。 

他人に対して失礼 

スタッフだけでなく、利用者やその家族にも失礼な態度や発言をする人がいます。他人のプライバシーに首を突っ込んで指摘したり、他の人と話をするときの話題にしたりするなどです。 

自分が失礼なことをしているという自覚もなく、コミュニケーションだと思っている場合もあるでしょう。 

新人や後輩をいじめる 

自分より立場の弱い新人や後輩をターゲットにして、いじめる人もいます。無理な仕事を押し付けるなど理不尽な要求で嫌がらせをしたり、怒鳴るように指示を出したり、相手を見下す態度をとるなどです。 

立場を利用して非常識なことをする人とは、なるべく距離をとってかかわらないことが得策と言えるでしょう。 

ストレスを周囲に八つ当たりする 

周囲に八つ当たりをして、仕事のストレスを解消しようとする人もいます。人手不足により体力的・精神的な負担が多い介護職は、疲労やストレスを溜め込みやすいことも事実ではあるものの、人にぶつけてよい理由にはなりません。 

自分なりのストレス発散法を見つけようとせず、周囲に当たり散らす人には注意してください。 

自分のやり方へのこだわりが強い 

仕事に取り組むうえで、自分のやり方や考えを人に押し付ける人もいます。なかでも、思ったように進まないと気が済まない人は、周囲にとって迷惑な存在と言えるでしょう。 

介護の現場では、スタッフ同士のチームワークやコミュニケーションが不可欠です。周囲を気にせず自分のやり方を押し通し、他人の意見を聞きたがらないという変な人もいるでしょう。 

介護職の人間関係で困ったときの対処法 

介護の現場で非常識な人・変な人に遭遇した場合、人間関係に悩んでしまうこともあるでしょう。ここでは、困ったときの対処法を紹介します。 

上司や仲間に相談する 

職場の人間関係で困ったときは、信頼できる上司や仲間に相談してください。特定の人に嫌がらせをされて迷惑に感じているようであれば、現状を伝えることでシフトの変更や、他の事業所への異動を検討してもらえる可能性があります。1人で悩まずに、勇気を出して話してみましょう。 

自分の言動を振り返る 

強い口調や態度は、必ずしも相手だけが原因とは限りません。自分が仕事を覚えられずにいることでミスを招き、周囲がイライラすることもあります。そのような場合は、仕事を覚えるための努力やミスをなくす対策を考えましょう。 

また、自分の何気ない態度や言動が相手を不快にさせていないか、振り返って考えることも大切です。ただし、無理に人間関係を改善しようと近づかず、あくまで仕事上の関係と割り切らなければ、かえって負担になってしまうでしょう。 

施設のルールに沿って仕事をする 

自分のやり方にこだわる人から間違ったことを強要されても、従う必要はありません。介護の現場では、決められたルールに沿って仕事を進めることが重要です。 

決められたルールを守らずに業務を行なっていると、ミスや事故を起こしてしまう可能性もあるでしょう。正しい業務ができるように、施設のルールをきちんと確認しておくことをおすすめします。 

他の施設に転職する 

人間関係がうまくいかない職場では、精神的な苦痛が大きくなりがちなため、長く働き続けることも難しいでしょう。努力をしても状況が改善されない場合は、他の施設に転職するのがおすすめです。 

介護職にはさまざまな施設や事業所があり、これまでの経験を活かせる転職先が多くあります。つらい状況の中で続けると精神的に病んでしまう前に、新しい職場を探すことも視野に入れてみましょう。 

コモエスの求人情報では、施設の雰囲気を動画で知ることができます。現地に行かなくても施設を見学することができますので、興味のある方はぜひ下記リンクより御覧ください。 

日本一バズってる介護士ガップリンさんのワンポイントアドバイス！ 

コモコン

一緒に働いている介護士の方で「この人変だな〜」と思った方はいるっす？


変な人はたくさんいると思いますよ(笑)。もちろんそうでない人もたくさんいるので、どこの業界でも言えることだとは思います。

完全な主観ですが、アンガーマネジメントができない人がいると、よく介護業界で働けるなぁと思うことはありますね。 

ガップリン

【インタビューまとめ】 

介護業界には変な人が多いようですが、そうでない人もたくさんいるので、人間関係に悩む場合は転職を考えてもよいかもしれませんね。転職先の施設を探す際には、動画で実際に施設の様子を確認することができる、コモエスの求人サイトをぜひご活用ください！ 

 ガップリン 
日本一バズってる介護士！TikTokフォロワー6万人♪ 
主に介護を出来るだけ明るく楽しく発信してます✌️ 
求人サイト『コモエス』の公式アンバサダー。 

変な人がいない介護施設を見分ける方法 

変な人がいない介護施設は、人間関係を理由に退職する人が少ないため、離職率が低い傾向にあります。離職率の低い介護施設に就職することで、人間関係に悩まない環境で仕事ができるかもしれません。 

介護施設の離職率を調べるには、転職エージェントの利用が便利です。転職エージェントでは、転職を検討している人に、保有している求人情報から希望の会社を紹介し、入社までのサポートをしてくれます。 

また、転職エージェントを利用すればある程度の離職率も把握できるため、理想的な職場を探しやすくなるでしょう。 

介護職に変な人が多いのは環境が原因かもしれない 

介護現場の労働環境やストレスが原因で、変な人が多い可能性はあるものの、他人を傷つけたり迷惑をかけたりしてよい理由にはなりません。 

職場の人間関係に限界を感じたら、相談や転職などの正しい対策を取りましょう。 

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