訪問介護を辞めた理由は何？辞めたくなったときは転職がおすすめ

訪問介護を辞めた理由は何？辞めたくなったときは転職がおすすめ

利用者さんの自宅にて1対1で行う訪問介護の仕事は、人気も需要もある仕事です。しかし、決して簡単な仕事ではなく、転職を考える人も多くいます。実際に訪問介護を辞めた理由にはどんなものがあるのでしょうか。 

この記事では、辞めた理由や辞めたくなったときの対処法などをご紹介します。 

訪問介護を辞めた理由 

訪問介護は、介護を必要としている利用者さんの自宅を訪問して行う人気のある働き方ですが、実際に働いてみると大変なことも多くあります。 

訪問介護を辞めた理由にはどういったものがあるのか、詳しく見ていきましょう。 

収入への不安 

訪問介護の仕事は、利用者さんの自宅で介護を行なった時間に対して給料が発生します。そのため、勤務予定の時間と訪問予定が合わなければ、出勤しても給料は出ません。安定した収入を得たい人にとって、実際に業務が終わらないと収入があるのかわからないことは不安要素が大きいと言えます。 

また、移動中の給料は出ないという事業所もあるので、拘束時間に対して給料が少ないと感じるかもしれません。 

移動の負担 

訪問介護で利用者さんの自宅へは、基本的に徒歩や自転車で移動します。手軽な移動手段ですが、夏や冬、天候が悪い日には移動がつらいと感じやすいでしょう。 

また、複数の訪問先へ移動しなければならないときには、スケジュール通りに介護を行うために急いで移動しなければいけません。介護施設で働くのであれば、移動は施設への出退勤のみで済みますが、訪問介護では働けば働くほど負担が増えてしまうでしょう。 

利用者さんとのトラブル 

介護施設と違い利用者さんと1対1で介護を行う訪問介護では、他のスタッフに頼れないのでプレッシャーを感じやすいかもしれません。 

また、利用者さんからのパワハラやセクハラがあっても誰かに助けを求めることもできず、つらい思いをしながら介護を続けるしかない場合もあるようです。 

事業所の上司や仲間に相談しても簡単に解決する問題ではないため、結局状況がよくならないことで退職を選ぶ人もいます。 

人間関係 

訪問介護は利用者さんの自宅にて1人で行いますが、事業所での仕事もあります。 

また、利用者さんやその家族、ケアマネジャーなどと協力をして行うことも多いため、良好な人間関係を築くことはとても大切なことです。 

人間関係がギクシャクしていると、仕事に行くのがストレスとなってしまうでしょう。トラブルによるストレスが増えると、仕事を辞めたくなってしまう気持ちが膨らみます。 

キャリアアップを考えている 

将来的に資格を取ってキャリアアップしたいと考えている人の中には、勉強の時間を確保するために訪問介護を辞める人もいます。 

また、訪問介護ではできない経験を積むために、介護施設への転職を検討する人もいるいでしょう。他の理由とは異なり、前向きな退職理由としてキャリアアップを目指す人が多い傾向にあります。 

訪問介護は、依頼がなければ介護のスキルを活かすことも収入を得ることもできないので、積極的に仕事をしたい人やキャリアアップしたい人は、訪問介護以外の働き方を視野に入れるのでしょう。 

訪問介護を辞めたくなったときの対処法 

訪問介護の仕事を辞めたいと思っても、いきなりは辞められません。すぐに辞める決意を固める前にできることはないか考えてみましょう。 

訪問介護を続けるメリットを考える 

辞めたいと思っているときの頭の中は、訪問介護のネガティブな意見でいっぱいになっています。そこで、一度冷静になって、訪問介護を続けるメリットを考えてみてください。 

• 利用者さんに喜んでもらえることが嬉しい 
• 1対1の介護はやりがいがある 
• 自分の都合に合わせて働ける 

上記のように、自分にとっての訪問介護のよい部分を振り返ってみることで、本当に辞めるべきなのか続けるべきなのかが見えてきます。 

事業所に相談する 

トラブルに悩まされていたり働く環境に問題があったりする場合は、間に人が入ることで解決するかもしれません。 

悩みや問題を1人で抱えていても解決しないので、まずは事業所に相談してみましょう。もしかしたら、他にも同じような悩みを抱えている人がいるかもしれません。 

収入が不安な場合は掛け持ちを考える 

今の訪問介護の仕事だけでは収入が足りない、もっと安定した収入が欲しいという場合には、仕事の掛け持ちを検討してみてはいかがでしょうか。 

同じような訪問介護の事業所を掛け持ちしたり別の仕事を副業で行なったりすることで、十分な収入を確保できるかもしれません。 

転職を考える 

同じ訪問介護の仕事でも、事業所によって条件や待遇は異なります。自分の要望に合う事業所が見つかれば、今の不満を解消して働くことも可能です。 

また、介護の仕事は好きだけれど訪問介護はもう辞めたいという場合には、介護施設への転職を検討してみてもよいでしょう。介護の仕事にはさまざまな種類があるので、できる仕事や職場を見つかるはずです。 

コモエスの求人情報では、動画による施設の紹介を見ることができるので、自分に合った職場を簡単に見つけることができますよ。介護業界での転職をお考えの方は、ぜひ下記リンクより御覧ください。

日本一バズってる介護士ガップリンさんのワンポイントアドバイス！ 

コモコン

訪問介護は収入が不安定になりやすいのは本当っすか？

正社員じゃない方の場合はそうなってしまう可能性もあると思います。

訪問介護は資格がない場合はできることが限られてしまうので、そういった状況になりやすい傾向にあるようです。

ただし、きちんと 介護の資格を持った正社員の方 であれば、1人で気兼ねなく介護ができる、利用者さんと関係が構築しやすいなどのメリットもある仕事ですよ。

ガップリン

【インタビューまとめ】 

資格の有無や雇用形態で収入の安定性が大きく変わるようですね。介護の資格を持っている方の中で、1人で介護の仕事に集中したいタイプの方や、利用者さん一人ひとりと向き合いたいタイプの方の場合は、訪問介護の仕事は合っていると言えるでしょう。 

ガップリン 

日本一バズってる介護士！TikTokフォロワー6万人♪ 

主に介護を出来るだけ明るく楽しく発信してます✌️ 

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その他SNS等のリンク：https://lit.link/gappringapurin 

訪問介護から転職を考えるのに向いているタイミング 

 訪問介護の仕事を辞めて転職を決める最適のタイミングとはいつでしょうか。転職の時期について考えてみましょう。 

資金面でのタイミング 

職場に退職の意思を伝えて、実際に退職するまでの間に次の仕事が見つかればいいですが、うまく次が見つからないこともあります。また、訪問介護の仕事を辞めてしばらくは休みたいという人もいるでしょう。よって、資金面の余裕を考えるとボーナスが出た後など、お金に余裕のあるタイミングで退職するのがおすすめです。 

仕事へのモチベーションが低下しているタイミング 

仕事を続ける気持ちになれない、またはモチベーションが下がっているときは、無理に仕事を続けていてもよいパフォーマンスができず、利用者さんや周りのスタッフに迷惑をかけてしまうかもしれません。 

特に、介護職から離れたいと考えるほどに働く意欲が減少しているようであれば、思い切って異業種への転職を考えてみるべきでしょう。 

訪問介護から転職を成功させるには 

訪問介護の職員から違う仕事に転職したい、新しい環境で仕事をしたいというときに押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。 

仕事で重視したいことを考える 

仕事をするうえで自分が重視したいことを明確にしておきましょう。 

重視したいものは現状の不満を解消できるかを考えることが大切です。たとえば、休みのとりにくい場合はシフトの自由度が高いところ、給与面に不満のある場合は給与が今より高いところなどが挙げられます。優先すべきポイントをはっきりさせておくことで、転職先が自分に適しているかを考えやすくなります。 

仕事を続けながら転職活動をする 

現在の仕事を辞めてから新たに就職するまでの期間が長いことを不安に思う場合は、仕事をしながら転職活動をしましょう。 

退職してしまった後から見つけるとなると、焦って妥協してしまうこともあります。 

働きながらの転職活動は大変かもしれませんが、収入がある分落ち着いて転職先を探せるでしょう。 

転職先のことを調べておく 

転職先選びで失敗しないためには、転職先について詳しく調べておく必要があります。 

業務内容や給与、福利厚生といった待遇面以外にも、施設の雰囲気や人間関係も探っておくとよいでしょう。 

訪問介護の経験はさまざまな介護職で活かせる！ 

訪問介護の仕事で得られる経験はとても貴重なものですが、訪問介護ならではの不安から解放されたいという場合には、新たな場所で仕事を始めてみてもいいかもしれません。 

訪問介護の経験は介護職だけでなく、異業種にも活かせるでしょう。 

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