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グループホームを辞めた人の理由にはどんなものがある?辞めた人の転職先はどんなところ?
現在勤めているグループホームでの仕事がつらく、辞めたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
つらいと感じている場合は、対策をすることでつらさを軽減することができるかもしれません。
本記事では、実際にグループホームに勤めていた方がグループホームを辞めた理由や、辞めたいと思った場合の対策などを詳しく紹介します。
目次
グループホームを辞めた理由にはどんなものがある?
以下では、グループホームを辞めた理由を9つ紹介します。
給料が見合っていないと感じた
給料が仕事内容に見合っていないと感じる介護職員の方は多いようです。
介護業界は収入や待遇が仕事量に見合っていないことが度々問題視されていますが、その中でもグループホームは他の介護職と比べて給料が低い傾向にあります。
理由としては、グループホームに入所している人は比較的介護度が低く、介護老人福祉施設や介護老人保健施設などに比べると身体介助の負担が少ないためです。
ちなみに、厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、各施設で働く介護職員の平均給料は以下のようになっています。
施設 | 平均月収(常勤) |
グループホーム | 287,770円 |
介護老人福祉施設 | 350,430円 |
介護老人保健施設 | 338,920円 |
介護医療院 | 312,600円 |
訪問介護事業所 | 306,760円 |
上記を見ると、他の施設で働く介護職員と比べて、グループホームで働く職員の平均月収は2〜7万円ほど低いことがわかります。
人間関係で悩んでいた
介護職はさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があるため、人間関係で悩む方が多い傾向にあります。
特にグループホームは施設の規模が小さく、人間関係が密になりがちなので、苦手な人がいたり意見が合わない人がいたりするとストレスがかかり、辞めたいと思う原因になってしまうでしょう。
体を壊してしまった
介護は身体的な負担が重い仕事です。
特に腰や膝を痛めてしまう方が多く、「介護職は好きだけれど身体的に続けられない」という理由で退職を余儀なくされることもあります。
認知症の方のケアが精神的にきついと感じた
認知症の方のケアによる精神的な負担が、グループホームを辞めた理由につながるケースもあります。
人によって認知症の症状はさまざまで、同じことを何度も言ったり突然怒り出したりなどは、よくある行動です。
たとえどんな状況でも、介護職員は相手の意思を汲み取ってケアを続けなければなりませんが、認知症の方の行動に振り回され、ストレスを抱えてしまう方も少なくありません。
のんびりしていて自分に合わないと感じた
グループホームは、他の施設系サービスと比べて身体介助の比重が少ないため、重度の要介護者の介護に携わった経験のある方の中には、仕事に対してあまり充実感や達成感を得られないという方もいます。
夜勤が原因で体調を崩した
夜勤をする時間は施設によって異なりますが、17時頃から翌日の9時頃まで勤務するのが一般的です。
夜勤が続くとなかなか疲れが取れず、体調を崩してしまった方も少なくありません。
また、グループホームの夜勤は基本的に1人体制であるため、1人で対応するという責任感やプレッシャーが負担になることもあります。
オンオフの切り替えが難しかった
グループホームでは、利用者の介助をしながら職員も一緒に食事を取る機会があります。
そのため、休憩時間であっても仕事のように感じてしまい、オンオフの切り替えが難しくなりがちです。
施設内で虐待があった
施設内で職員による利用者への虐待が原因で、退職する職員もいます。
虐待には、暴言や暴力だけではなく、縛る・閉じ込めるなどの身体的な拘束や無視などの行為も含まれるため、そのような現場を見たらすぐに管理職員に報告しましょう。
家事中心の業務が合わなかった
グループホームでは介護士が調理や洗濯など、家事全般の業務を行います。
介護に関しては熱心でも、調理や洗濯などの家事は苦手だったり嫌いだったりする方も多く、退職の原因となることがあるようです。
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グループホームを辞めたいと思った場合にはどうすればいい?
グループホームを辞めたいと思った場合、まずはその理由を明確にしましょう。
そして、その辞めたい理由や不満をどうやったら解消できるのかを考えることが大切。
以下では、辞めたい理由別の対処法を紹介します。
給料が見合っていないと感じている場合
グループホームの給料が見合っていないと感じている場合の解決方法は以下の2つです。
資格を取得する
以下いずれかの資格を取得すると、多くの施設では資格手当をもらうことができ、給料アップにつながります。
- 介護職員初任者研修
- 実務者研修
- 介護福祉士
- 認知症介護実践者研修
- 介護予防運動指導員
ただし、施設によっては特定の資格保有者を求めている場合もあるため、取得前に確認するのがおすすめです。
ケアマネジャーになる
グループホームには、1施設あたり1人以上のケアマネジャーの配置が義務づけられており、ケアマネジャーの資格を取って、給料アップを目指しましょう。
ケアマネジャーになるためには、勤務先または住居地の都道府県で年に1回実施される「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、実務研修を修了する必要があります。
人間関係で悩んでいる場合
人間関係で悩んでいる場合は、信頼できる上司や同僚に相談するのがおすすめです。
仕事仲間に相談するだけでも、気分的に楽になれる可能性も。
職場に相談できる人がいない場合は、家族や友人などの周囲の人に相談をしてみるのも効果的です。
ただし、愚痴や悪口は言わないように注意しましょう。
体調を崩してしまいそうな場合
体調を崩してしまいそうな場合は施設長に相談し、回復するまで休職するのがおすすめです。
体調不良の原因が夜勤である場合は、しばらくの間日勤に変えてもらうなどの交渉をしましょう。
また、腰や膝などに痛みがある場合は、無理をして仕事をしてしまうと深刻な状態になる恐れがあるため、職場に事情を話し、働き方を変えてもらうのもひとつの手段です。
認知症の方のケアが精神的にきついと感じている場合
認知症の方のケアが精神的にきついと感じる場合は、認知症への理解をより深めたり、もう一度初心に戻って認知症の方と接したりするのがおすすめです。
認知症の症状の特徴や認知症患者の考え方などに理解を深めることで、適切な対応がしやすくなります。
のんびりしていて自分に合わないと感じている場合
グループホームの雰囲気がのんびりとしていて自分に合わないと感じている場合は、認知症の方と過ごす時間に喜びを見つけることがおすすめ。
認知症の方にはのんびりとした時間が必要であると理解し、一緒に笑い合ったり共感したりできる喜びを見つけていくことが、仕事のやりがいにつながるでしょう。
それでもやはりのんびりとした雰囲気が苦手だと感じる方は、他の施設系サービスへの転職もひとつの手段です。
特に、より介護度の重い利用者が利用する特別養護老人ホームや訪問介護では、身体介助がメインとなるため、達成感や充実感を得られるでしょう。
オンオフの切り替えが難しいと感じている場合
オンオフの切り替えが難しいと感じている場合は、自分でできる仕事を見つけて積極的にチャレンジしてみるのがおすすめ。
具体的には、SNSの発信や業務の問題点の改善、利用者の個別プログラムの計画などです。
自ら進んで業務を行うことで自ずと仕事にメリハリがつき、モチベーションの向上にもつながります。
施設内で虐待がある場合
施設内で虐待がある場合は、すぐに管理職員に報告しましょう。
虐待と意識せずに、日常的に以下のような虐待が行われていることもあります。
- 利用者が呼んでいるのに、無視してスタッフ同士で会話を続ける
- 威圧的な態度を取る
- 侮辱的に子どものように扱う
- 排せつの失敗などを失笑する
- 薬の過剰服用
グループホームを辞めた人の転職先はどんなところ?
グループホームを退職した人におすすめの転職先は、以下の5つです。
デイサービス
デイサービスは、日帰りで介護や機能訓練などを行うサービスです。
在宅での生活ができる利用者を対象としているため、介護度が比較的軽い傾向にあります。
基本的に夜勤がなく、グループホームの夜勤がきついと感じる人におすすめ。
しかし、事業所の中には夜勤勤務が必要になる「お泊りデイサービス」を実施しているところもあるため、応募前にサービス内容や勤務形態をしっかりと確認しておきましょう。
別のグループホーム
現在勤めているグループホームに不満があるものの、グループホームの仕事自体は嫌いではないという方は、別のグループホームに転職するのも一つの方法です。
一口にグループホームと言っても、働き方や職場環境、待遇などは施設によって異なるため、職場を変えることで働きやすくなる場合があります。
訪問介護
訪問介護は、利用者の自宅を直接訪問して、入浴や排せつ、食事などの介護を行うサービスです。
利用者の方と1対1で向き合ってケアをするため、職場の人間関係のストレスから解放されます。
また、基本的に夜勤もないため、日勤の仕事を探している人にもおすすめ。
加えて、移動時間や休憩時間などは業務を離れることができ、メリハリのある仕事ができます。
特別養護老人ホーム・介護老人保健施設
特別養護老人ホームは、要介護3〜5の人を対象にした終身利用ができる介護施設で、介護老人保健施設は、要介護3〜5の方を対象にした在宅復帰を目指す施設のこと。
どちらもグループホームよりも給料が高く、キャリアを積むことでさらなる給料アップを目指せます。将
来介護福祉士やケアマネジャーなどの資格を取得し、キャリアアップをすることも可能。
また、身体介護を中心とした介護業務に専念できるため、家事業務はほとんどありません。
介護業界以外の仕事
介護業界での経験は、他の業界でも活かせます。
介護業界から他の業界へ転職する場合は、保育士・保育助手、看護師・看護助手、営業職、接客業などがおすすめです。
保育士や保育助手の仕事は介護士と似ているため、介護職で培ったスキルを大いに発揮することが可能。
保育士になるには国家資格である保育士資格が必要ですが、介護士から保育士になる場合、科目の一部が免除されます。
また、看護師は介護士よりも給料が高く、仕事の幅も広がります。そのため、今後キャリアアップをしていきたい人におすすめ。
看護師資格の取得が難しい場合は、無資格・未経験でも始めることができる看護助手から始めてみるとよいでしょう。
グループホームで培った対人スキルやコミュニケーション能力は、接客業や営業職にも活かせることができます。
特に、介護・医療福祉関係サービスを扱う職場であれば、介護業務の経験や知識を大いに発揮できるでしょう。
グループホームでの経験を活かして別の介護施設で活躍することもできる!
グループホームで培った認知症ケアに関する専門知識は、別の介護施設でも重宝されます。
そのため、現在勤めているグループホームを辞めたいと思っている場合は、介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの介護施設に転職することで、これまで培ってきたスキルや知識を活かせるでしょう。
介護業界に転職するならコモエスで
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