デイサービスの仕事が覚えられない人のメモ帳活用方法！焦らず取り組めば自信につながる！

デイサービスの仕事は、通常の介助から送迎、レクリエーションまで数多くの業務がありますが、なかなか覚えられない方も多いのではないでしょうか。 

そこで今回は、デイサービスの仕事を始めたばかりの方に向けて、覚えられない原因とメモ帳を有効活用するテクニックを紹介します。メモ帳を活用することで、仕事を覚えるスピードは格段に変わるため、この記事でしっかりと学習をしておきましょう。 

デイサービスの仕事に慣れるまでの期間 

デイサービスの仕事は広範囲にわたるため、業務に慣れるまでおおよそ3か月程度かかります。 

主な仕事内容は、送迎、入浴介助、排泄介助、食事介助、レクリエーション、機能訓練が挙げられますが、それぞれに覚えるべきポイントがあるため、時間が必要です。個人差もあるので、焦らずに一つひとつ丁寧に覚えるようにしましょう。 

デイサービスの仕事が覚えられない原因 

まずは、デイサービスの仕事が覚えられない原因を確認しましょう。原因を把握しておくと、解決の糸口が見つかりやすくなります。 

送迎の時間や順番が複雑 

仕事が覚えられないと悩む方にとって、送迎の順番を覚えることは難所と言えます。 

デイサービスでは、利用者が自宅から施設に通うために、送迎が必要です。送る順番や到着する時間を指定されることもあり、経験者でも覚えるまでに数か月〜半年ほどかかると言われています。 

レクリエーションへの苦手意識 

レクリエーションを行うことに苦手意識があるスタッフも少なくありません。人前に出て説明したり内容を考えて準備したりすることは、思っているよりも労力を要します。また苦手意識があると、なかなか仕事を覚えようという気になれないため、悪循環にはまってしまうでしょう。 

1日のスケジュールが覚えられない 

デイサービスのスケジュールは施設によって異なるため、経験者でも転職したばかりの頃は苦戦してしまいます。しかし、1日でも早く仕事を覚えるためには、まずスケジュールを把握して業務の流れをつかむことが重要です。 

仕事を覚える優先順位 

覚えることがたくさんあるデイサービスですが、なかでも以下の4つの仕事は同時進行で覚えていく必要があります。 

• 利用者の顔とその家族の名前 

名前を覚えることは、利用者と家族の安心感や親しみやすさにつながります。 

• 1日のスケジュールを把握する 

スケジュールに関する動き方は、指導をしてくれる先輩や曜日によって異なるので、臨機応変に対応することが大切です。 

• 利用者の特徴や個別の対応 

食事介助や入浴介助などをする際に思い出しながら、実践していきましょう。 

• 介護技術 

一度で完璧に覚えようとせず、基礎から少しずつ学び、繰り返して身につけていきます。 

コモエスの求人情報では、求人を募集しているデイサービス施設を紹介しています。実際の施設の様子を動画で確認することもできますので、興味のある方は下記リンクより御覧ください。 

デイサービスの仕事が覚えられないときはメモを活用しよう 

メモをとることは不安や迷いを減らし、仕事を覚えるスピードを上げる方法として有効です。以下の3つを取り入れて、メモを活用しましょう。 

利用者の情報を整理する 

利用者の名前を、メモ帳に1ページずつ書き出しましょう。名前の下には、見た目の特徴や雰囲気、利用者の好きなもののほか、細かな注意点や特記事項を書き出していきます。その他、会話をしたときの内容を思い出し、日々記載していくことも大切です。1ページごとに記載することで、利用者のさまざまな情報が確認しやすくなります。 

また、思い出しながら書く行為は、記憶の定着をスムーズにしてくれるのでおすすめです。 

仕事の流れを書いて振り返る 

仕事の流れや曜日ごとのスケジュールも、復習できるようにメモに残しておきましょう。曜日ごとに異なる業務内容や先輩からのアドバイス、利用者への気配りなど細かくメモすることが大切です。 

業務中は丁寧にメモをとる時間が少ないので、業務後にわかりやすくまとめて、いつでも復習できるようにしておきましょう。 

介護技術の注意事項を書いて振り返る 

介護技術は、学ぶべきことと併せて注意事項もたくさんあります。振り返ったときに思い出せるよう、介護技術を入浴、食事、排泄の3ジャンルにわけて、それぞれ別ページで記載していきます。 

次に、それぞれのジャンルに関する基礎知識を記載していきましょう。入浴介助の例を挙げると、各転倒防止マットの設置や体調の確認などです。 

また、各利用者の注意事項も記載します。たとえば、入浴介助の場合なら、利用者が自身で洗える箇所の把握や皮膚科で処方されている塗布薬の有無などが挙げられます。 

最後に、注意事項に対する根拠を自分なりに考えてメモしておきます。自分で考えて答えを出すことにより、細かい部分に気が付くきっかけとなるでしょう。根拠の正解は先輩に聞いて確認し、よりよいサービスの提供につなげることが大切です。 

日本一バズってる介護士ガップリンさんのワンポイントアドバイス！ 

コモコン

デイサービスの仕事を覚えるコツにはどんなものがあるっす？

デイサービスは日々利用者さんが変わることも多いので、名前を覚えたりするのが少し大変です。

なので、自分の中でわかる、見た目やったりイメージを含めたあだ名をつけると名前は覚えやすいと思います。

ガップリン

仕事も送迎などの加減で効率良く動かないと、時間がズレて行くこともあります。そういった動きは慣れももちろんありますし、あとはストレスなく働いてるスタッフの動きを真似したりするのが一番早いですね。 

あとは曜日でやることが変わるので、全体で考えずにまずは曜日ごとに考える方が覚えやすいかも？？ 

【インタビューまとめ】 

デイサービスの仕事を覚えるためには、コツをつかむことが大事なようですね！デイサービスの仕事に興味がある方は、ぜひガップリンさんのアドバイスを活かして、挑戦してみてはいかがでしょうか？ 

 ガップリン 
日本一バズってる介護士！TikTokフォロワー6万人♪ 
主に介護を出来るだけ明るく楽しく発信してます✌️ 

求人サイト『コモエス』の公式アンバサダー。 

デイサービスの仕事で心がけたい姿勢 

デイサービスの仕事を覚えていくうえで、心がけたい姿勢を紹介します。 

前向きな意識は態度に表れるため、利用者や先輩からの印象も左右するでしょう。以下で紹介する6つを心がけてみてください。 

身だしなみに注意する 

第一印象を左右する身だしなみは、常に気を配るべき事柄です。ぼさぼさの髪や汚れた服装では、相手からの信頼も薄くなってしまします。身だしなみは清潔感を意識し、好印象を与えられるように注意しましょう。 

なお、髪型や爪、メイクは、派手になりすぎていないか都度確認することが大切です。 

わからないことは積極的に質問する 

業務中のわからない点は、積極的に聞くようにしましょう。デイサービスでは、先輩が常にそばについて仕事を教えることは難しいため、自分からわからない部分をすぐに解決する姿勢が大切です。 

「こんなことを質問してもいいのかな」と不安に思ってしまいますが、わからないことを質問することは、成長を促すきっかけとしても役立ちます。仕事に慣れていないときにわからないことがあるのは当たり前と先輩も理解しているので、今後の失敗を減らすためにも、タイミングをみて先輩に質問をしてみましょう。 

自己流で判断して進めない 

慣れていないうちは、自らの判断のみで仕事を進めないようにしましょう。 

わからないまま業務を進めてしまうと、思わぬミスを招いて他のスタッフや利用者に迷惑をかけてしまう可能性があります。判断に迷ったときは、周囲への確認を習慣にしましょう。 

自分からコミュニケーションをとる 

コミュニケーションを自主的にとることを心がけましょう。 

スタッフ間のコミュニケーションが不足すると周りに溶け込めず、質問がしにくくなったり相談できる人がいなかったりと、1人で悩みを抱え込んでしまいかねません。 

コミュニケーションを積極的にとることでスタッフや利用者と信頼関係が築けるだけでなく、仕事を早く覚えることにもつながります。 

元気に挨拶する 

挨拶は、先輩や利用者によい印象を残せる要素となるため、率先して元気に明るく行いましょう。 

声のトーンや、表情、お辞儀など、細かいポイントを意識すれば、信頼感が増すとともに、良好な人間関係を築くきっかけにもつながります。 

大きな声でハキハキ話す 

業務中は円滑なコミュニケーションが求められるものですが、忙しい環境下であればなおさらです。相手と円滑にコミュニケーションをとる際は、大きく聞き取りやすい声でハキハキと話しましょう。 

人と話すことが苦手な方は、普段よりも聞き取りやすい声で話すことを意識しましょう。 

デイサービスの仕事は焦ってすぐに覚えようとしないことが大切 

デイサービスの仕事内容は多岐にわたり、覚えるまでに時間がかかります。一度で完璧に覚えることは難しいため、メモの活用と積極的な質問、振り返りなどを意識するのが大切です。質問しやすい状況をつくるためにも、職場では信頼関係を築くことを意識した姿勢をとりましょう。 

本記事で紹介したポイントを押さえ、焦らず丁寧に覚えていってください。 

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